The Beetle Turbo試乗 [車あれこれ…]
The Beetle Turboを試乗してきました。
1.2TSIとの外見上の一番大きな違いは、リアスポイラーですね。
また、18インチのタイヤがスポーティーさを演出しています。
タイヤの銘柄はコンチネンタルのスポーツコンタクト3(235/45R18)でした。
コクピットに乗り込んでみると・・・
The Beetle Designと大きな違いはありません。 このクルマのキャラクターから考えると、せめて速度計を280kmとか300kmまで刻むというスポーティーな演出が欲しかったところです
それでも、純正ナビが標準で装備されるところはメリットが大きいですよね。
この純正ナビはエンジンを停止してもドアを開けるまで電源が入っていて使用することができます。ちょっとしたことですが、これは便利
オートエアコンやパークディスタンスコントロール(フロント&リア)等の装備(&純正ナビ)は、仕様変更された2014年モデルのThe Beetle Design Leather Packageと同じ。
基本的に日本に入ってくるロットは、Coolstarパッケージ付きのようです。3連メーター、カッコイイですよね。真ん中のストップウォッチは、使うシチュエーションがあるかは?ですが・・・。
何となくホッとするオルガン式アクセルペダル
それでは、いよいよ試乗してみましょう
プッシュ式スタートでエンジン始動です。
走り出してまず感じたことは、乗り心地の良さです
以前にザ・ビートルを試乗した際に感じた足周りの硬さは感じず、とても18インチを履いているとは思えませんでした。路面の凹凸からの突き上げも気にならず、スポーティーな外見とは裏腹に非常に快適です。
この乗り心地の違いって、やっぱりリアが4リンクになったから?
これは、2014年モデルのザ・ビートル1.2も乗り比べてみたいですね。
ボディーの大きさもあって、さすがに軽快とはいきませんが、逆に適度な重厚感が運転していて落ち着きます。
面白かったのはやっぱりアクセルを踏み込んだ瞬間です。スポーツマインドをくすぐるエキゾーストノートが非常に心地良いです。とても上手くチューニングされていると感じました
もちろん、そのパンチのある加速感も楽しいです。これは、高速の合流等でついついアクセルを踏んでしまいそうですね。正直、もう少しブレーキを強化してほしいと思いました。
このThe Beetle Turbo、とっても楽しいドライビングカーだと思います。時間をみつけてはドライブに出かけたくなるような、そんな魅力を持っています。また、ハイテク満載のゴルフⅦとは違って、アナログ的な雰囲気がバシバシ感じられるのも素敵ですね。むしろ、こっちが“本来のゴルフ”的な気もします。
先日のオフ会の際に、ⅥGTI乗りのみなさんがおっしゃっていた「新型ゴルフGTIはちょっとフィーリングが軽くて・・・」という言葉が耳に残っていますが、そういう方にはThe Beetle Turboのほうが気に入られるかもしれませんね。
ということで、おかけん的にはとっても気に入ってしまい、試乗中「コレ、楽しいですね」を連発していました。
とはいえ、このクルマの乗り出し価格は400万円近くになりますので、そうそう手が出せるものではありません(というか、おかけんには絶対無理)
むしろ、このエンジンをザ・ビートル カブリオレに積んだモデルも是非出して欲しいと思いました。軽量ボディーにパワフルかつ心地よいエンジンは絶対面白いです。それに、カブリオレを購入されるくらいのクルマ好き&お財布をお持ちの方からは、きっと支持されると思うのですが・・・。
実はこの日、新型ゴルフGTIを試乗させて頂く予定でしたが、「すみません、店長さんがキーを持って行ってしまってまして・・・」ということで、そちらは後日ということに。
けれど、とっても楽しいクルマを運転させて頂いたので、ルンルンなおかけんでした
THEビートルこそ、素の1.2TSIモデル、250万のコスパが抜群のような気がします。一世代前のニュービートルとの走り、内装質感、ラゲッジのレベルアップが隔世の感ですよね。さらにマルチリンクリヤサスに仕様変更でますます魅力的。国産車でライバルありませんね・・・・。ボディカラーも魅力的だし。
メキシコ生産のジェッタ、ゴルバリと一緒。対してゴルフ、ポロは南アフリカ生産。(一部左H、ゴルカブリは本国生産)微妙にプラパーツの質感、バリが違うんですよね。圧倒的に質感が高いのはやはりゴルカブリ。次がRモデルかな。
by ロボコン先生 (2013-10-23 18:41)
リアスポイラー付けるとポルシェちっくですね。
やはり血統は隠せないなぁ (≧∇≦)b
オクでダークテールレンズを¥8,000で手に入れました。
台風が逸れたら週末に付けねば!
ロボコン先生
ゴルフは本国生産のようです。
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/621362/blog/16718180/
車台番号を見ると私のはウォルフスブルグフ産まれでしたよ。
by 頑固堂 (2013-10-23 20:17)
>ゴルフは本国生産のようです。
お~♪車台番号確認が確かですね。ゴルフ5は初期モデルと、
R32の2ドア以外は、ほとんど南アフリカモデルと聞きます。
BMもMBも右ハンドルは南アフリカに生産拠点があります。
かといっても、モデルによってフル南アフリカ製造もあれば、
本国から大物アッセン運び込んで組立というものまで様々な
ようです。
by ロボコン先生 (2013-10-23 20:42)
ロボコン先生さん。
機会がございましたら、まずは乗ってみて下さい。本当に楽しいクルマです。ただ、あれだけのエンジンパワーだと、もっとブレーキを強化して欲しかったと思います。ロボコン先生号のブレーキなら・・・と思わずにはいられませんでした。(笑)
日本向けゴルフの生産国ですが、Ⅵからはドイツ本国製になりました。途中から南アフリカに切り替わるという噂もありましたが、今のところそれはないようです。
Ⅶについても、車台番号を見る限りドイツ製ですね。
ヴァリアントはおっしゃる通りメキシコ生産のままかと思います。
ゴルフⅤについては、GTIピレリもドイツ製でしたよ♪
by おかけん (2013-10-23 21:49)
頑固堂さん。
おっしゃる通りポルシェを思わせるリアスタイルですね!
ダークテール、素晴らしいです!
台風、早く去ってほしいです。私も週末は仕事や所用で忙しいので、台風が直撃すると、ちょっと困ったことになります。(涙)
最悪、暴風雨の中ゴルフの安定性をアピールすることになるかも・・・。
by おかけん (2013-10-23 21:52)
ビートルターボのエンジン型式は6GTIと同じだとか?・・・
by 菊乃風太郎 (2013-10-23 22:49)
デモカーの試乗、いいですねー。
先日フォグ用グリルを注文に行ったときには
来月車検満了にも関わらず
お店からは試乗のお誘いがありませんでした(泣)。
まー、ハリー号の最期を看取ってやる覚悟ですので
それはそれでいいんですが。
by ハリー (2013-10-23 23:38)
2.0Tを試乗されましたかー!!
非常に羨ましく思うのですが、今、自分は乗ってしまうと
衝動と葛藤の狭間で悩みそうなので我慢・我慢です(笑)
ロボコン先生がおっしゃるように、1.2の素のモデルが
実は一番CPが高いのでは?とボクも思っております。
ファブリックシートにシートヒーターが特別オプション(特別仕様車?)が付ければ
個人的にはハンコ用意するかもしれませんw
余談ですが、レザーパッケージがナビ+パークディスタンスで価格が上昇しましたが
2.0Tを売るためなのかな?っと邪推してしまいました(笑)
by Ryu (2013-10-24 01:05)
菊乃風太郎さん。
おっしゃる通りでして、エンジンもプラットフォームも6GTIと同じだと思います。
不思議なのは、ノーマルサス&18インチを履くGTIアディダスを代車で借りたときは多少硬めと感じた乗り心地でしたが、ビートル2.0では非常にマイルドに感じました。シャシーやセッティング等の違いによるものなのでしょうね。
エキゾーストノートについてはGTIとの違いは記憶が遠いのでわかりませんでした。
by おかけん (2013-10-24 08:47)
ハリーさん。
きっと、「この人はゴルフをまだまだ乗るよ!」と思われているのではないでしょうか?(笑)
とはいえ、試乗のお誘いは欲しいですよね。
私も当分買い替えられる身分でないことはばれていると思いますが、「試乗させて下さい!」とは自分から言うようにしております。
お財布とは無関係に、気持ちだけは「いつか買い替えたい!」というおかけんです。(汗)
by おかけん (2013-10-24 08:50)
Ryuさん。
私にとってビートルターボは天地がひっくり返っても買えませんので、まあお気楽なものです。(笑)
1.2の特別仕様車、出るといいですね。
キセノン、ナビ、シートヒーター付きでなんてなると魅力的です。
今回のターボの乗り心地が相当良かったので、リアサスが変更された2014年モデルもかなり良くなっていると想像されます。
価格上昇分は、主にナビかもしれませんね。
by おかけん (2013-10-24 09:04)
はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。
僕もVW乗りで、最近ブログも始めたので、良かったらのぞいてみてください(^^)
the Beetle Turbo、もう書かれていますが、ホントにスタイルが昔のポルシェっぽいですよね。
子供のころの憧れ、930ターボを彷彿とさせます(^^)
でも、今のVWファミリーの中では、ほとんど唯一「シルヴァ顔」じゃないので、アイコン的クルマのはずが、むしろ異色に見えるっていう(^^;
Type 1 の系譜は、今はもはやVWじゃなく、Porscheが受け継いでるってことなんでしょうね。やっぱり。駆動方式も含めて。
出自を考えれば、当たり前っちゃ当たり前なんですが。
by のくたん (2013-10-24 12:15)
のくたんさん。
コメント頂きありがとうございます。
トゥアレグとは素晴らしいですね。走り慣れた道路もクルージング気分という感じかと想像したりします。(笑)
ニュービートルは可愛らしいイメージが強かったので、あまりスポーティーなキャラクターは似合わなかったのですが、今回のザ・ビートルはこういうスポーツ路線もお似合いですね!
実際、乗っても楽しいクルマでした。
by おかけん (2013-10-24 21:24)
昨日帰国いたしました!お久しぶりですおかけんさん!!
長い間ブログを閲覧していませんでしたが・・・癌の早期発見、オペ、短期間の入院などは個人的にも色々と考えさせられる事も多く、人生は健康あってのことなのだと認識させられました。
ブログを見る限りは現在は回復されて、いままで以上に精力的にブログ更新をされていますから、一先ず安心というところでしょうか?
遅ればせながら、心より全快されたことをお祝い申し上げます。
ビートルターボの4リンクの件につきましては以前から営業の方に聞いていましたから驚きはないのですが、ゴルフⅦに関してはVGJの方針次第で変わることも十分あるかもしれませんね。
ザ.ビートルのエクステリア、インテリアを観るとパーソナルカーでありながらレトロチックで趣味性の高い人が乗られるのかな?
洒落っ気のある方には良い買い物でしょうね(笑)
当方は現在帰国する前から子育てに忙しくて、中々自由な時間も取れませんが、ゴルフの走行距離が遂に100000Kmを超えました!
ゴルフⅤ100000Kmクラブなど作るといいかもしれませんね(笑)
これからも、おかけんさんのブログが末永く続くことを希望します。
この年になると子育ては楽しくもあり大変でして、ゴルフⅦの購入の前に永眠してしまいそうです。
by Аким (2013-10-25 00:43)
Акимさん。
お帰りなさいませ。 そして、おめでとうございます!
私のほうは元気にしておりますので、ご安心下さい。ご心配頂きありがとうございます。
ザ・ビートルは購入者層が限定されるとは思いますが、とっても魅力的なクルマであることは間違いないですね。
ゴルフⅤ100000Kmクラブ、面白いですね!
既に、当ブログに集う方の中でも4台はいらっしゃいますね。
Ⅴに限らず、ゴルフ全体というのもアリかもしれません。
子育ては体力いりますよね。私は大分忘れてしまっていますが、確かに大変でした。どうぞ、ご無理をされませんように。
by おかけん (2013-10-25 12:11)
カミさんの勤務地が次の春に変わるのですが、今以上に遠距離通勤かも知れません。
100000mileクラブ入会も確実の様です。
まが新車のつもりだったのですが・・・(笑)
by ザんスカーる (2013-10-26 21:18)
ザんスカーるさん。
あらら、確か今でも十分な遠距離通勤だった気がしますが・・・(汗)
お仕事とはいえ、大変ですね。
10万マイルクラブまで、私は今のゴルフの乗っていることができるのかな?
今日、ちょうど115,000kmを越えたところです。今のペースだと年間15,000kmなので、あと3年は乗らないとですね。(笑)
by おかけん (2013-10-26 22:46)
CG誌・名誉編集長の小林彰太郎さんが昨日28日亡くなりました。
62年にCG誌を創刊以来、日本の車メディアを牽引してきた重鎮でした。
ちょっと外車贔屓なところがありましたが、直近では最新クラウンを日本の路上ではベストサルーンであると褒めてました。僕も50年前からのCG誌のバックナンバー500冊近く所蔵してます。30~40年前頃の記事は青春時代とリンクしていて本当に楽しめます。僕も最近まで「クラウンなんか死んでも乗るものか!」と息巻いてましたが、ゼロクラウン以降、3世代
車台使いまわしの大吟醸・古酒?クラウン。中身もコスパも高いと思います。
小林さんが激賞し、長く乗り回したシトロエン・エグザンティアがゴルフの前車でした。ラテン車、ハイドロアクティブサスにもかかわらず、壊れる
ことなく(メンテはしっかりやりました)、日々の通勤、家族の足として実用車の見本として、荷物は積める(セダンのようだが、5ドアハッチ)、ボディ
剛性しっかり、室内のたたずまい、シートも最高で毎日露天風呂気分の癒し車でありました。(今のゴルちゃんとは少し違う路線)
さて、先日のオフ会でのフロントガラス。飛び石パッチンですが、
ガラス修理屋さんに相談したところ、交換工賃3万。決断の日が近づいて
きたようです。
by ロボコン先生 (2013-10-29 20:23)
ロボコン先生さん。
小林彰太郎氏の訃報、心よりお悔やみ申し上げます。
CG誌は私にとって“ちょっと敷居の高い”と同時に憧れのような夢がいっぱい詰まった雑誌でもあります。
いずれにしましても、CG誌が日本の車社会に与えた影響は大きいですよね。
フロントガラス、早く綺麗に直りますように!
by おかけん (2013-10-29 21:59)
おかけんさん、ロボコン先生さん。
カーグラフィックの初代エディター 小林彰太郎さんの訃報に接し大変残念な気持ちです。
私も小学校5年生の時にカーグラに本屋で出会い(当時の雑誌の表題が英字で読めず、カーグラフィックと知ったのは暫く後の事でした)、以来1号も欠かさず熱読してきたCG誌の信奉者でした。初代のシビックやシトロエンGS、フランスのカブロン社のラジアルタイアに憧れを抱いたものです。後に若手エディターに変わるにつれ、CG誌の雰囲気も変遷していきましたが、当時はまさに彰太郎ワールドだったと思います。
その当時から「ゴルフは素晴らしい」と刷り込まれてきましたので、今日ゴルフオーナーになったのも当然かもしれません。
私の趣味に関しての、人生の一部に影響を与えた方、車のエンスージアストだったと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
by 赤字代理人 (2013-11-02 08:13)
赤字代理人さん。
改めてCG誌のファンの方の層の厚さを感じます。
>当時はまさに彰太郎ワールドだったと思います。
そういう時代、とっても羨ましく思います。
ゴルフが今これだけ日本に根付いているのも、小林彰太郎さんのおかげかもしれませんね。
by おかけん (2013-11-02 20:30)